2023年3月、北海道日本ハムファイターズの新球場を含めたエリア、HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGEが誕生します。“Sports Community”を球団理念とする私たちがつくりたいのは、 野球を観戦するためだけの施設ではありません。パートナー、ファン、地元の皆様と一緒になって、地域社会の活性化や社会への貢献につながる“共同創造空間”です。
約32ヘクタールという広大な敷地面積の中で、自然と共存する次世代ライブエンターテイメントや心身を育むウェルネスソリューション、文化交流が活発な街づくりを目指す、まったく新しいクリエイティブなコミュニティスペースです。
国籍、年齢、性別を問わず、より多くの人がこの場所に集い、ともに夢や理想を実現していく。北海道のシンボルとなる、世界がまだ見ぬボールパークが誕生します。
シニアレジデンス・メディカルモール(2024年開業予定)
Fビレッジ南東の一角に、多世代が集い交流する拠点を目指し、日本エスコンによるアクティブシニア向け賃貸レジデンスを開業(2024年春予定)。
メディカルモールやフィットネスも併設し、青少年からご高齢まで、あらゆる年齢の方々の健康維持と地域医療への貢献を目指します。
グランピング・体験型アウトドア施設
グランピングやデイキャンプ・BBQなど体験型アウトドアが楽しめる、パワー・ステーションによる施設「BALLPARK TAKIBI TERRACE ALLPAR(オルパ)」。全8棟の宿泊施設には専用ウッドデッキがあり、四季折々の自然を感じながら、BBQを楽んだり、焚き火を囲み語り合ったり、居心地の良い時間をお過ごし下さい。
F VILLAGE GARDEN
ガーデン全体のコンセプトは「北海道の新たな交流が生まれるガーデン」。Fビレッジのランドスケープは、高野ランドスケーププランニング株式会社が監修し、ガーデンと植栽のデザインは、約100年を誇る世界最高峰のガーデンショー「チェルシー・フラワーショー2019」ゴールドメダリストの柏倉一統氏と佐藤未季氏が担います。また、柏倉氏、佐藤氏を中心に近隣地域の方々に参画いただき、造園や植物のメンテナンスを行います。北海道らしい豊かな自然を、五感を通じて感じて頂ける場を目指します。
A.ワンダー・ガーデン
キッズボールパークや遊び場に隣接したガーデン。子供と大人の「センス・オブ・ワンダー」と五感を呼び起こすビビッドでカラフルな植栽で、蝶やミツバチが好きな植物中心のバタフライガーデン、香るハーブをちりばめた香りのガーデンや、触って楽しいエリアがあり、今まで自然に触れることが少なかった方も、自然が当たり前すぎて気づけなかった方も、楽しみながら自然に興味を惹かれるような植物に触れて学んで遊べるきっかけになるガーデンを実現します。
B.水辺&ピクニックガーデン
芝生から池を望みエスコンフィールドを見渡す際、植物がさりげない額縁となる絶好のフォトスポットになるガーデン。
水辺のガーデンは、北海道に自生する植物でデザイン。身近な植物に改めて触れることで、まだ知らない北海道の植物を再発見できます。
ピクニックガーデンは、春には芝生からスイセンやチューリップ、クロッカスなどの球根が顔を出し、夏には夏草の中からアラリムやカマシアの花が現れます。
C.ゲートウェイ・ガーデン
Fビレッジとエスコンフィールドを結ぶガーデン。野球の試合や沢エリアの様々なアクティビティへの期待感、高揚感を高めるような、エスコンフィールドとその上に広がる青い空に映える、ダイナミックな植栽が広がります。
ガーデンデザイナー
柏倉一統 (株)キノ花園計画 代表取締役
ランドスケープデザイナー。京都芸術大学卒。日本庭園や公園の施工管理業務に携わり、ガーデンデザイン事務所勤務を経て2013年創業。2014年国際バラとガーデニングショウにて準優秀賞(東京)。RHSチェルシー・フラワーショー2019「漢方の庭」にて金賞受賞(英国)。第39回全国都市緑化北海道フェアの会場となる恵庭市花の拠点(はなふる)「大きなカステラが焼けるお庭」設計。
佐藤未季 未季庭園設計事務所 ガーデンデザイナー
大阪大学卒業後、渡英。リトルユニバーシティ・カレッジとインチボールド・スクール・オブ・デザインにて造園とガーデンデザインを学ぶ。ヒリア樹木園、アダム・フロスト・デザインにて研修後帰国。北彩都ガーデン(旭川市)植栽設計。十勝ヒルズ(幕別町)ガーデン設計。RHSチェルシー・フラワーショー2019「漢方の庭」にて金賞受賞。恵庭市花の拠点(はなふる)「大きなカステラが焼けるお庭」設計。
- 左から柏倉氏、佐藤氏
- RHSチェルシー・フラワーショー2019
「漢方の庭」ゴールドメダル受賞(英国)
THE LODGE
エスコンフィールドと水辺エリアをつなぐ2階建ての商空間。
建物全体に北海道産の素材を使用し、エスコンフィールドとも調和するデザインを採用。北海道の自然に溶け込む温かみのある建物として、自然の変化を楽しむことができ、時間と共に育っていく空間を創ります。
アウトドアアクティビティやワークショップを体験できるテナントや近隣地域の魅力を発見できるアンテナショップなどが入居し、エリア内はもちろん、周辺地域へも周遊、観光に訪れることができる観光のハブ機能を担います。
2階 Ainz & Tulpe F Beauty
コスメ&バラエティのアインズ&トルペの直営店。話題のコスメ・ヘルスケアアイテムを中心に、アインズ&トルぺ最大級のトラベルグッズコーナーを展開します。食に関するアイテムを揃えた、新しいかたちのコンセプトショップとなります。
2階 ICHIBIKO北海道ボールパークFビレッジ
北海道初出店となるいちごスイーツ専門店。「食べる宝石」をコンセプトに生産されたミガキイチゴをふんだんに使ったドリンク・スイーツを提供します。「いちご好きの、いちご好きによる、いちご好きのためのお店」。
2階 HUB
北海道きたひろ観光協会が運営するアンテナショップ。
北広島市をはじめとした北海道の特産品を販売。地域の魅力の情報発信拠点として、地域と観光客を結ぶ役割も担います。
1階 スペシャライズド エクスペリエンスセンター
スペシャライズドの直営、かつアジア初のエクスペリエンスセンター。e-Bikeやロードバイクの試乗およびレンタル、ガイドツアーなどサイクリング体験を提供します。Fビレッジ周辺の豊かな自然、各自治体が整備する良好な走行環境を是非サイクリングでお楽しみ下さい。
1階 THE NORTH FACE 直営店
ザ・ノース・フェイスの直営店。北海道の豊かな自然環境を活かしたファミリーキャンプ、キッズキャンプなど子どもたちを中心に据えた商品展開およびワークショップなどの体験を提供します。
1階 poool
コーヒーを介して、人と人が繋がり、街に溶け込んでいくようなコミュニティ創造型のコーヒースタンド。コーヒー豆やミルクなどはもちろん、抽出レシピやバリスタの技術にもこだわった本格コーヒーを提供。日常にも非日常にも不可欠な1杯を、自然を感じられる空間でお楽しみいただけます。
プライベートヴィラ
藤井ビルによる一棟貸切型の宿泊施設。各棟それぞれ嗜好をこらしたお洒落な空間を展開予定。水辺越しにエスコンフィールドを望みながらフィンランド式サウナを楽しめるヴィラ、愛犬と一緒に快適に過ごす施設やアメニティが充実したヴィラなど全9棟。
北海道の自然を感じながら、大切な家族・友人、そしてペットとともに思い思いの時間をお楽しみ下さい。
認定こども園
キッズラボグループによる幼保連携型施設「キッズラボ 北海道ボールパークFビレッジ 認定こども園」を2023年4月に開園。病児・病後のお子様も安心してお預け頂ける病児保育も整備し、子どもたちが自由に安心して活動できる環境を整えます。
農園エリア
Fビレッジの一角、約3,500㎡の敷地に、クボタなどの最先端技術を用いた農業学習施設が誕生。北海道大学も技術展示協力として参画。ガラスハウスや露地で栽培された旬な野菜を、是非収穫したり、味わったり、体験してください。
FIGHTERS LEGENDS SQUARE
1塁側エントランス前は、ファイターズの歴史と未来を繋ぐ広場。北海道日本ハムファイターズの歴史を彩ってきたレジェンドと、共に歩んできたファンの皆様の名前を、北海道遺産である「江別のれんが」に刻印し、敷き詰めます。
キッズエリア
子どもたちが自由に思い切り遊べる空間を目指し、屋外にミニチュア版のフィールドや、たくさんの遊具を設置。ここでプレー体験した子どもたちの中から、未来のファイターズ選手が誕生するかもしれません。
レジデンス
Fビレッジの中心にエスコンフィールドと並び立つ、日本エスコンのマンション「レ・ジェイド北海道ボールパーク」。地上14階建ての2つの高層レジデンスは、Fビレッジ全体のランドスケープに合わせて、自然を感じられる環境を整えています。
HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE 北海道ボールパーク F ビレッジ
新球場プロジェクト立ち上げ期から使用している「北海道ボールパーク」という名称に、複数の意味を持つ頭文字「F」、北海道を象徴する「七光星」、街づくりを表す「VILLAGE (ビレッジ)」を加えることで、北海道の新たなデスティネーションにしたいという想いを表現。
アルファベット「F」には様々な意味が込められており、事業パートナーやファン、道民の皆様と共に新たな意味や価値を創造していきます。
F ビレッジ エリアビジョン
F ビレッジ 3つのテーマ
01次世代
ライブエンターテイメント
周囲の自然との調和を最大限に考慮した新球場は、境界線が少なくシームレスな設計で、Fビレッジのどこからでも球場の雰囲気が楽しめます。最新テクノロジーを活用した新しい観戦スタイルなど、これまでにない上質なエンターテイメント空間をお楽しみください。
02最先端
ウェルネスライフ
Fビレッジが提供したいのは、参加型アクティビティとウェルネスソリューション。野球以外のイベントや四季を通じて楽しめる屋外レクリエーションなど、実際に手に触れ、五感で感じ、汗を流すアクティビティが盛りだくさん。サウナや温浴施設で心身ともにリラックスするなど、最先端のウェルネスライフを実現できる場所になります。
03未来型
リビングコミュニティ
暮らしも遊びもすべてがここに。野球、新球場を一つのきっかけに、近隣住民や道内在住の方はもちろん、道外からの観光客の方々など、人種や階層にとらわれず、多種多様な人々が自然に集える“リビング”のような空間を。既成概念に捉われない、価値の連鎖を生むコミュニティが沢山生まれる、オープンでフラットな街づくりを目指します。
F ビレッジ FUTURE VISION
様々なパートナーとの共同創造でつくられるFビレッジは、開業後も少しずつ成長・進化していきます。10年後、20年後の姿をイメージしてみてください。
F ビレッジが目指す街づくり
北海道ボールパークFビレッジは、プロジェクトに賛同する、産官学様々なパートナーシップによる持続可能な街づくりを目指します。
特に、地域社会の将来を担う子供の多様な選択肢と成長に寄与する活動に注力します。
- ・ 小学生以下のエスコンフィールド入場無料化
- ・ 様々な年齢の子供が安全に遊べるエリアを球場内外に設置、育成プログラムも整備
- ・ 地域社会課題を学ぶ場や職業体験の場(球団事業、試合運営の疑似体験など)の提供
- ・ 様々な食育活動
など
- ・ 子供から大人まで、あらゆる世代の人々が集い交流する空間、コミュニティ育成の場の整備
- ・ 全ての人々が安全で容易に利用できる持続可能な輸送システムの提供:EVバスを活用した拠点間輸送の整備
- ・ 有事の際の防災拠点、地域の広域避難場所としての機能保有
- ・ 各行政機関、圏域自治体、企業、学識経験者が一体となった「オール北海道ボールパーク連携協議会」のテーマ別分科会による諸課題解決推進
- ・ 産官学隔たりなく連携、協業し、汎用型価値創出を目指した事業の推進
- ・ 多様性を尊重した雇用の創出
- ・ 柔軟な働き方の実践
- ・ 効率的なエネルギーの活用
- ・ Fビレッジ内全エリアでの分煙
ほか 様々な取組みを模索
北海道ボールパークFビレッジは、
持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献します
Sustainable Development Goals(SDGs)
「持続可能な開発目標(SDGs)」とは、2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。